インプラント
インプラント治療で手に入れる「噛める暮らし」
永久歯は一度失うと二度と生えてきません。従来、失った歯は入れ歯を用いて機能回復するしか方法がありませんでした。しかし近年ではインプラント治療という新しい治療法が登場しました。
インプラント治療とは
純チタン製のインプラント(人工歯根)を顎の骨に埋入し、その上から人工歯を取り付ける治療です。インプラントが顎の骨としっかり結合するので、まるで天然歯と同じような感覚で噛むことができます。インプラント治療は機能性・耐久性・審美性ともに優れた治療です。
またインプラント治療は失った歯の本数にかかわらず適用できます。
※骨の状態によっては再生治療(顎の骨を再生させる治療)を行います。
- 取り外しの必要がない
- 違和感がない
- 見た目が自然で美しい
- 健康な歯にダメージを与えない
- 天然歯と同等の咀嚼力
- 食事制限がない
- 発音障害がない
- 顎の骨がやせるのを防ぐ
- 治療期間が長い
- 外科手術が必要
- 自費診療で費用が高い
インプラント治療の流れ
レントゲンなどによって十分な診断を行ったのち、インプラント治療に関する説明を行います。その後、患者様のご要望と診断結果を踏まえて綿密な治療計画をご提案します。疑問点などがあれば、お気軽にご相談ください。
新しい歯の土台となるインプラントを顎の骨に埋入します。局部麻酔を行いますので、痛みは抜歯程度だとお考えください。またチタンは生体親和性が高く金属アレルギーを引き起こすおそれもありませんので、ご安心ください。
インプラントと顎の骨が結合し、安定するまで5~10週間程度を目安に治癒期間を設けます。(顎の骨の状態などにより期間が異なります)。なお、治癒期間中は仮歯を使用していただきます。
インプラントが完全に顎の骨と結合したら、アバットメントを連結します。その後、歯肉が治癒するまで1~6週間待ちます。
インプラントの頭部に医療用セメントを使い、人工歯を装着します。これでインプラント治療は終了です。その後はインプラントを長持ちさせるためのメインテナンスに入ります。
インプラント症例
術前
術後
インプラントQ&A
インプラント治療に副作用はありません。どうぞご安心ください。また顎の骨に埋め込むインプラントは生体親和性の高いチタンですので、金属アレルギーの恐れもありません。
天然歯と同じように、インプラントにも歯みがきは必要です。食事が終わったら丁寧にみがいてください。
顎の骨の成長が終わっている年齢(16歳以上が目安)で、かつ顎の骨が健康である方なら、どなたでも治療をお受けいただけます。上限はありませんので、ご安心ください。
※重度の全身疾患(糖尿病など)を抱えている場合など治療できないケースがありますので、まずは一度ご相談ください。
健康な歯にダメージを与えない、審美性が高い、金属アレルギーを起こさないなど、様々なメリットがありますが、一番大きいのは「天然歯と同じような感覚で噛むことができる」という点でしょう。しっかりと物が噛めるというのは、とても素敵なことです。